ケーススタディ

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皆さんこんにちわ!

あやです!

本日はペーペーシュミレーションで情報を取り、アセスメントをしていきましょう!

ケース1

A子さん 32歳 初産 陣発にて午前1:00 に夫と共に入院 38w4T

入院時初見 2cm ST-3 30% 硬い 後方

陣発時間 22:00 破水なし 現在8分間隔 出血なし モニター上8〜10分間隔

本人発作時痛そうではあるが、表情穏やか。笑顔あり S)不安だけど、嬉しい

体重 63 kg (非妊時)現在 73kg (+10gk増加) 身長164cm 感染症なし 既往歴なし

市内に在住

心拍ベース148bpm アクセルあり、バリアビリティあり胎児  37w 胎児推定体重 2700g 頸部巻酪なし 頭位 単体 エコー上胎盤の位置に問題無し、

産婦さんの情報を取って、アセスメントをしていきましょう

 

情報指標・分析アセスメント
氏名A子 さん
年齢32歳20歳以上35歳未満適齢期
住所
里帰りの有無
市内在住近隣交通に問題無し
数週38w4T37w0~41w6未満正期産 問題無し
経産か初産初産婦
婚姻の有無ありあり精神的サポートあり
入院理由陣痛8分間隔1時間に6回以上の痛み、又は10分以内の収縮痛が規則的にある陣痛の定義に当てはまる
感染症の有無なし問題無し
既往歴なし問題無し
身長164cm150cm以下の低身長ではない問題無し
体重体重 63 kg (非妊時)

現在 73kg

+10kg

BMI18.5〜25.0で10kg〜13kgの体重増加が標準であるBMI 23.4 標準的体型

体重増加10~13kg以内のため問題無し

モニタリングの状況モニター上8〜10分間隔1時間に6回以上の痛み、又は10分以内の収縮痛が規則的にある陣痛開始している
出産の進行状況22:00から10分間隔

入院1:00

子宮口2cm

未破水

表情穏やか

不安だけど、嬉しい

陣発から2時間経過

子宮口2cm

未破水

フリードマン曲線から逸脱していない

 

 

フリードマン曲線から考えると分娩第1期潜伏期。逸脱項目なし

順調な経過を取っている。

言動から前向き、余裕感あり。

こんな感じで情報収集をし、分析、アセスメントをしていくのですが、皆さん同じようにできましたか?

ここまでできれば後は看護計画を立てるだけになります。

でも・・・・・・

ここでちょっと気づきませんか?産科で難しく感じる事はこの状況だと看護の必要性がないと言うことです。

通常の入院はなんらかの異常を訴え入院してきますので、看護の必要性が明確ですよね?

しかし産科の産婦さんは産みに来るだけなので、基本病人ではありません。

ではどうすればいいのか??

展開・解決方法

看護目標を明確にする

産科、出産の場合目標!!問題なく出産する』です

ポイントは問題なくです。

陣痛が来ていれば、どのような状況でも赤ちゃんは産まれます。

たとえ3日かかっても産まれまますし、赤ちゃんが元気でなくても産み出されます。

しかし、3日かかってはいけなし、赤ちゃんは元気でないといけないわけですから、そうならないように援助していく事が必要になります。

3日かからないようするにはどうしたらいいか。

赤ちゃんが元気に産まれてくるにはどうしたらいいか。

この場合の考え方は以下の通りになります

現在分娩は正常に進行しているが、これから分娩が加速期に入ると痛みが増強されると考えられる。
痛みが増強すると、身体が疲労し、分娩が遷延する可能性がある。また、精神的にもネガティブになり、出産を前向きに捉えることができず、分娩の進行の妨げになる可能性がある。

身体が疲労しないような援助

精神的なサポート援助

以上が必要になってくるわけです。

簡単に表にまとめておきました。

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新生児のアセスメントをしていきましょう

情報指標・分析アセスメント
胎在数週38w4T正期産問題無し
胎位頭位経膣可能正常胎位経膣分娩問題なし
単体か多胎か単体経膣可能経膣分娩問題無し
児の推定体重37w 胎児推定体重 2700g2500g以上4000未満正常児
頸部巻絡頸部巻酪なし分娩時の障害がない心音低下になりにくい
破水の有無破水なし破水から時間が経つと子宮内感染を起こす感染症リスクなし
胎児の健康状態心拍ベース148bpmアクセルあり、バリアビリティあり心音110 ~160bpm以内アクセル、バリアビリティありリアシュリング
付属物の状態胎盤の位置正常位置低置胎盤ではない

児の成長が正常範囲ない

胎盤は正常に機能している。

展開・解決方法

胎児も母体同様に考えていきます。

胎児のアセスメントをおこなった結果正常に経過していることがわかった。その上で今後起こりうる問題を考えていきます。

下記の図は今後考えらる胎児に関係する問題点です。

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子宮内にいる胎児には胎盤を通して母体に繋がっているため、母体が正常に分娩の進行しなければ直接的に胎児の健康にも影響するので、母体の分娩が正常に進行していくように援助していけば正常な状態で児が出生する事になります。

まとめ

  1. 必要な情報をしっかりとり、情報の分析を行いアセスメントを行う
  2. 問題点がないのが産科の特徴である。
  3. 今後の進行状況を事を考え、問題点になる事柄を予測する。
  4. 問題点が問題にならないように援助を考える。
  5. 胎児の健康は母体の状態に影響している。

今回は以上です。

少しでも理解していただけたら嬉しいです。

お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

 

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